夜明けの空気には天からの全てが含まれる。夕暮れの空気は地の全てを含む。 それは夜中過ぎに浄化されるだろう。そして、また夜明けの空気はやってくる。

夢をかなえる前に、夢に押しつぶされたらダメじゃん。

人は生まれた瞬間から、一呼吸ごとに寿命に近づいて行く。深呼吸は、日々綴る墓碑銘（エピタフ）。

最近は、今あるものの延長線で考えてもあまり良いことはない。

美しい花でも、音楽でも、絵でも、本でもなんでもいい。 「これ良いね」って言い合える関係を誘発する存在が貴重。

好きなことをして生きていけるのは、自分の好きなことを知っている人だけ。

S/N比がそんなに急に向上するわけないんだから、無駄話はたくさんしたほうが良い。

コンピューターのせいで変な意見が多くなったのではない。コンピューターのお陰で変な意見も聞こえるようになったのだ。

「どっちが嫌か」というとらえ方と、「どっちが良いか」というとらえ方のどっちが良いか。

葛藤がコアを作る。強い葛藤は強いコアを作る。だから、葛藤に負けてもよい。ただし、避けてはいけない。

ポチッとしてできた関係は、ポチッとして壊れるのだろうか。

理解の範疇を超えることが起こったら、防御的になってはいけない。両手ブラリ作戦が有効だ。

なんで夕日が赤いかは、ちょっとどうでも良い。

「暑いなぁ」と言ったら、間髪入れずに「アイス買ってきて」と言われるのと、「アイス買ってきてあげる」って言われるのは、前者の方が幸せ。

カレーライスを食べると、みんながニコニコするのはなぜだろう。カレーライスは笑顔の味がする。

本物の科学者の話を聞いてみろ。作られた感動なんか簡単に消し飛んでいくぜ。

深海12,000mにも生物はいるらしい。地球に海ができた時からずっと。そんな話を聞いたら、もうちょっと長い目で見てみようと思うしかないよね。

なにか言ったら、誰かが返してくれる幸せ。

全身が目んたまになったような、ヒリヒリするスピード感。死ぬかもしれない快感。たぶんずっとそれ。

誰もいない森で音はするかというのと、地球を廻しているのは誰かというのは同じ問いだね。たぶん。

かけ算と割り算はすごい発明だ。きっと、すごいなまけ者がつくったんだろう。

アルミ缶の上に、あるミカン。

すごいものを見て悔しいと思える自分は、まだまだ生きていける気がする。

何でもない日の夕焼け。本当に悲しい時の四角い青空。それよりもすごい色って見たことある？

初めて聴いた音は覚えてない。最後に聴く音はどんなだろう。

やらなかった後悔よりは、やってしまった後悔。

子どもの頃、毎週、毎月待ち遠しく思っていたものってあるでしょ。そういうものが創れたら幸せ。

「絶対」って言う奴を信用するな。絶対に。

本当に欲しいものなんてどこにもない。自分でつくってしまった方が早い。